VC PTN 2502443 借金癖が治らない懲りない面々(自己破産、多重債務者の記録) 忍者ブログ
金融業者の元店長が語る自己破産しても、多重債務していても借金癖が治らない懲りない面々について書いています。
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窓口にEさんが訪れたのはゴールデンウィークが終わり気温が上がり始めた5月の中旬でした。

ブルーの作業着姿で現れ応対した女性に小さな声で「先ほど電話したEです」と声をかけた。

私がヒヤリングすることになり月収や家族構成、使用用途など教えてもらいましたが収入が少ない割には借り

入れが多くEさん希望の10万円を融資できる内容ではありませんでした。

「5万円ならお貸しできますが・・・」

「えっ 5万ですか? すいません10万どうにかなりませんか?」

困った顔をしながら少し大きめの声でお願いしてきました。

ヒヤリングした結果Eさんが毎月支払えることができる金額は7000円が限度である。

「毎月苦しくなりますよ。これ以上借入すると破綻しますよ。無理です」ときつめに言うと

「来月5万はお返ししますので10万貸して下さい。児童手当が入るのでそれでお返ししますから。」

この言葉に私はびっくりしたと同時に情けなくなった。児童手当って子供のために使うお金でしょう??

子供の健やかな成長を願って公共の場から出るお金でしょう?私たちの税金も使われているのではないでしょうか?(この件については知識がないのではっきりとは断言できませんが)

こんな親を持つ3人の子供がかわいそうです。今までの借金はほとんどギャンブルに消えているみたいですし子供のための借金はまったくないはずです。

当然5万円しか融資しませんでしたが、借金で頭の構造がおかしくなっているとしか思えませんね。

以前にも親の年金が入るので来月まで貸してくれという無職の奴が来店したことがありました。

おまえに貸すためにみんながんばって仕事をしているわけじゃない。

おまえに貸すために苦労したわけじゃない。

ウルフルズの借金大王の歌詞を思い出してしまいますよね。
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最近2ちゃんねるを見ていると闇金についての書き込みが増えているように思えます。

「もう支払えません。どうしたらいいでしょうか?」「職場に嫌がらせしてくるでしょうか?」などの書き込みが目立ちます。

このような内容を書く時点でその人の計画性のなさが伝わってきます。何も考えずに借りたとしかいいようがありません。

ちゃんと返しても請求してくるとか勝手に口座に振り込まれたとかは除きますが、彼らは計画性がないから借金を増やし、信用をなくし誰からも借りることができなくなり闇金に手をだしてしまうのでしょうね。

「どうにかなるだろう」という安易な考えで手を出しているみたいですが借りるときに冷静に考えれば今の状況を想像できたと思います

「今日の支払い分を借りよう。とりあえず生き延びた」というように債務者のほとんどは金銭問題を先送りしてしまう傾向があるみたいです。だんだんと傷口が拡がってしまい自分自身を追い込むかたちになっているのも気付かずに。
いずれ弁護士や司法書士に債務整理や破産を依頼し、借金の苦しさから逃れるのであればもっと早いうちに行えば職場や家庭、親族に迷惑をかけずに済んだと思います。

足元を見て高金利で貸すほうも悪い。

しかし自分からそのような世界に足を踏み入れて被害者面する債務者が一番悪いのです。なぜならだれも借りなければ闇金自体の存在はなくなってしまうからです。

http://nayamiok.jakou.com
借金を少しでも減らすためにはCMではありませんがやはり収入と支出のバランスが大切です。
消費者金融の毎月の支払いが最低12000円と決められていたとすると、ほとんどの人が12000円をいれてしまう。それ以上入れると遊び金がなくなってしまう、生活費が少なくなってしまうと考えてしまうのでしょう。

多く入金すればその分元金も減ります。利息も減ります。すこし生活を改善すれば借金も減りますし、早く完済できます。

以下のお金は私自身余分なお金と感じている内容です。

タバコをやめれば!                   -9000円
月3回くらいバス待ちが嫌でタクシーに乗るのをやめれば! -3000円
月4回位の飲み会を1回減らせば              -4000円
朝の缶コーヒーを買うのをやめて会社のコーヒーを飲めば  -3600円
家で朝食をちゃんと食べれば朝のパンを買わなくてすむ   -2000円

                         合計 21600円
たとえばこのお金を消費者金融に毎月の返済金額に加算して返すとすると
 
                   21600×12=259200円

もし50万の借り入れがあったとしても1年半位で全額返済できます。

借金を早くなくすには余分なお金は使わないこと 当たり前のことですがこれが一番ですね。
債務者をターゲットにして詐欺的行為を行う「紹介屋」は15年以上前から存在している。

新聞雑誌広告などで「完全自社貸付」「お支払いは60日後」「1万から300万まで融資」「低金利1.2パーセント」など書いてい業者の99パーセントは紹介屋だと思っていいでしょう。以下のやりとりは紹介屋の典型的パターンです。

電話(ネット)で申込→先方担当者から電話がありヒヤリング→10分後に電話くださいと言われる→電話をする→「○○さん? 審査したんだけど何日前に他店に申込したでしょう?」もしくは「他店借りているみたいだけど、これってどこかの店に紹介されて借りたでしょう?」とかわけのわからない質問をしてくる。

→「うちでは融資難しいみたいなんだよね~。でもどうにかして他店から借りれるようにしたからそこに申し込んでみて。
あっ! うちから紹介されたとか言わないでね。」普通の人ならこの時点で詐欺だとわかるのでしょうが、切羽詰った債務者は判断力を失っているので「借りれる!」と思ったら信じてしまうんですよね。
借りれたことを教えると借りた金額の30パーセントの手数料をよこせといってきます。振込みしなかったら取立ての電話をガンガンしてきます。

実は、私以前に紹介屋をからかってやろうと思い、架空の名前、架空の生年月日、架空の会社で申し込んでみました。先方が「審査したのだけどいっぱい借りてるねー。この前他店に申し込んだでしょう?」と言ってきました。この世に実在していない人間がどこから借りているのだろうか(笑) 
適当にマニュアルどおりに話しているのでしょうね。

「紹介屋」「先振り」は詐欺です。甘い言葉に絶対に騙されないように!!
「10日で5割です。借りますか?どうしますか?」と言う闇金のほうがまだましなのかもしれません。
五十歩百歩ですがね。
最近、消費者金融に対して過払い請求を行う債務者が増えているということをよく聞きます。

元街金の店長としては少し複雑な気持ちです。

2度と借金をせずにこれからの人生を歩んでいけばいいのでしょうが多分、また借金をする人がほとんどでは

ないかと思います。そして再び任意整理、過払い請求・・・(私の店には2回目3回目の方が来ていました)

この過払い請求や任意整理も自己破産と同じように制限を設ければ安易に借金を作る人は減るのではない

かと思いますけどね。

言い方は悪いかもしれませんが借りるときに約束したことを自分から破り、法律に守られているんだと思ってい

るようではあなたと約束事をするのは躊躇してしまいます。

借りるときは全員「絶対返します、遅れません」と言い、お金が手に入ると返すときはその言葉を忘れています


ごくわずかの方は除きますが・・・

過払い請求をするのは債務者の「権利」です。しかし「義務」を果たさずに「権利」だけを主張するのは信用性を

なくしてしまいます。

リセットして本当にやり直せるなら過払い請求など法律を上手に使ってください。

同じ過ちを繰り返さないように。
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