フィリピンパブが大好きだったＵさん

Ｕさんは５９歳の東証一部上場の某大手商社勤務でした。
結婚して２７年、子供が出来ず奥さんと借金もない普通以上の生活をしていたらしい。
飲みに行くこともパチンコもギャンブルもしない、当然風俗なんか行ったことがない。浮気もない。そんなＵさんがフィリピンパブに毎日行くようになったのは単身赴任で地方都市に行き、寂しさを紛らわすためだったそうです。

お目当ての女の子が出来、同伴やアフターを続け、クレジットカードの支払いもきつかったみたいだが会社の財形を少しづつおろしていたのでサラ金から借金することはなかったそうです。

しかし、フィリピンパブの女の子と同棲をはじめ（単身赴任だったので奥さんにばれることはなかったらしい）、その女の子の家族に送金をはじめたころから段々とおかしくなってきたらしい。
結婚の約束までして生活費も全部面倒見ていたらしい。
「課長　島耕作」の中で島耕作の友人がフィリピンパブの女性と結婚の約束をしたのだが結局祖国に旦那がいたというストーリーがあったが似たようなシチュエーションだ。

祖国に結婚の準備のため１回帰ってくると言葉を残してフィリピンに帰ったが結局帰ってこなかったそうだ。
Ｕさんに残されたのは自宅を抵当に入れての借金だけ。悪いことにそれが奥さんにばれてしまい離婚。退職金のほとんどを慰謝料などに充ててしまい、家も奥さんも当然フィリピンの彼女も何もかもなくしてしまいました。

人間まじめに生きていてもどこでつまづくかわかりません。
金と女には気をつけなくてはいけませんね。


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