同僚に借金ばかりしてクビになったHさん

Hさんは消費者金融７社２３０万円の借入をしている多重債務者であった。
給料のほとんどが返済金に消え、生活費や遊興費はなかったみたいです。
でも、多重債務者の方によくある傾向だが給料が入ると手元にお金があるもんだからついつい飲みに行ったりして返済金がいつも不足するらしい。

そんなときは、すぐに同僚から１万円や２万円借りていたらしいのだ。

しかしながら、同僚と約束した返済日を守ることはしないのでだんだんと借入できる相手は少なくなってしまった。

お金がない！　でも誰も貸してくれない！　
こうなると借りるとこは闇金しかありません。
闇金に手を出し、そしてその返済のために同僚、そして足りないときは事務の女の子にまでにも借金のお願いをしたらしいのです。

だんだんとそういううわさは広がり、なおかつ闇金の返済は滞り会社に催促の電話がかかってくるようになりました。

Hさんは社長に呼ばれ、事情を話すように言われたのですが、借金の話を聞いた社長は自己管理能力が欠如しているということで、退職願を提出するようにHさんに言ったそうです。

借金は「銀行」→「消費者金融」→「親」→「同僚」→「闇金」というように債務者は頼る相手がだんだんと変わってきます。
信用をなくしてしまった人が闇金に走ってしまうという話を聞きましたがまさにそのとおりですよね。
闇金業者もそのような信用のない人に貸すから、回収できずに親戚や勤務先に電話するんでしょうね。

闇金から借りる人にも問題はいっぱいあると思います。

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