息子の誕生日パーティのお金をパチンコに使ったUさん

白い恋人の販売が再開され、売り切れになったらしいですね。
今の世の中、偽装だらけで何を信じていいかわかりませんね。

Uさんは、当時４５歳の普通のサラリーマンであった。
13年前帰り道が一緒の悪い（？）同僚にパチンコを教えてもらいパチンコが大好きになってしまったのです。

この人は、同じ台で粘らずに、次々と台を変えて打つのだが、すぐに頭に血が昇り知らず知らずのうちに2万や3万負けてしまうのである。
勝ったという話は聞いた事がありません。

ある月曜日、「すいません　3万ほど追加融資できませんか？　すぐにお伺いできるのですが・・・」と電話がありました。

Uさんは5年の付き合いで、遅れたこともなく（住宅ローンや光熱費も遅れる人ではなかった）必要以上のお金は絶対に借りないし、支払い以外の約束でも、きちんと期日内に終わらせるまじめな人だったのですんなりOKしました。

お店に来てUさんは、「いやー　土曜日は大変だったんですよ」といきなり今回借りる理由について自分から話し始めた。

土曜日はUさんの次男の誕生日で、パーティの食材やプレゼントを買うため奥さんから預かった2万円を持って外出したのだがついつい5000円だけ遊んでいこうと思って通り道のパチンコ屋に寄ったらしいのです。
自分の手持ちの5000円を全部使ってしまい、そのまま帰ればよかったと思うのですがUさんは、頭に血が昇ってしまい奥さんから預かった2万円を全部使ってしまったらしいのです。

家に帰り奥さんに「もう2万出してくれ」と言ったらしいのですが、住宅ローンやクレジットの支払いが終わったばかりだったし、給料日5日前だったので家にはお金がなかったらしいのです。
それからが大変だったらしく、奥さんと息子2人に「最低！」「誕生日にケーキもないの？」等、責め立てられたそうです。
そして、頭が正常に戻ったらしく子供の誕生日にとんでもないことをして、子供の心を傷つけた自分が情けなくなったそうです。
そして2日遅れではあるが、3万借りて食材やプレゼントを買ってお詫びをしようと考えたらしいです。でも次男の心の傷は癒されないでしょうし不信感を持ったままでしょう。

しかし、パチンコで儲けようと思う人は負けてしまい、暇つぶしの遊びと割り切れる人は結構勝つらしい。
パチンコはほどほどにしないと家庭崩壊に結びつきますね。

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