VC PTN 2502443 借金癖が治らない懲りない面々(自己破産、多重債務者の記録) 忍者ブログ
金融業者の元店長が語る自己破産しても、多重債務していても借金癖が治らない懲りない面々について書いています。
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金融会社に勤めているとき、借りに来る人の行動はとても素早かった。

住民票を用意してくれといえばすぐに役場に行き取り寄せてくるし、免許証を家に忘れていればすぐに家に帰って一刻でも早く融資を受けようとします。

しかし、返済のときは「キャッシュカードを家に忘れました」
「お客さんのとこで打ち合わせ中なので出れません」などと平気でいう人が多かった。

その反対に家で不幸があろうと、風邪をひいて寝込んでいても返済だけはしていた人もいた。

2ちゃんねるに書いていた債務者の特徴を抜粋しました。

・給料日なのにお金が振り込まれてない、という事が度々起こる
・他の人には決して見えない透明人間の友達をたくさん持っている
・パチンコで勝った金や借りた金を、プロも顔負けの手品で消失させる事ができる
・親戚は何度も死んだり生き返ったりする
・持病をたくさん持っている.月末になる度にタイミングよく代わり番こで発病してローテーションしていく
・月末になると必ず財布を落とす.後日カード類は無事で現金だけ抜き取られて近くのゴミ箱から発見される.これが毎月必ず起こる

これを読んで大笑いした。
あてはまることばかりだ。









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Nさんは42歳の独身男性で両親と同居していた。

彼はクレジットカードを乱用しすぎて1度自己破産していたのだがどういうお金の使い方をしていたのかわからないが慢性金欠病であった。
しかしながら彼は「足りなければ借りる」という借金癖が抜け切れず自己破産しても融資してくれる消費者金融からお金を借り始めたのだ。

そしてその返済金額が増えてきて金欠になるとスポーツ新聞の広告に掲載されている金融会社に申込をして店まで足を運んだ。
しかしそのお店は「闇金」で、借り入れ件数が多いので広告に掲載されている金利で貸すことを拒み、10日に2割の利息なら5万円融資をするとNさんに言ったらしいのだ。
お金が全くなく、目の前に5万円ぶらさがっていたのでNさんはすぐにその条件で契約した。

それからが大変だった。

1週間後に彼の携帯電話や勤務先に闇金からの営業電話がかかってくるようになったのだ。
最初は断っていたのだが、お金が少しでも少ないときは借りるようになり2ヵ月後には他の闇金への返済のために借入を繰り返し、最終的には20件を超えてしまった。

10分おきに携帯電話が鳴り、職員室へ帰ってみると机の上には「●●さんが電話をください」という伝言メモが何枚もあり、他の教員からも白い目で見られるようになった。
精神的にも参ってしまい、校長に相談して弁護士に闇金の整理を依頼したのだが、闇金業者がそこで手を引くはずがない!

教育委員会に「詐欺師教師」「教師が泥棒していいのか」などという内容のFAXを送ったり、勤務先の学校のホームページの掲示板や2ちゃんねるに実名で書き込みされたりして結局謹慎することになりそのまま退職しました。

そしてその2年後、進学塾に再就職していたのだが再び闇金に手を出して同じことの繰り返しをしました。

闇金に手を出すと人生が狂います!
でも闇金にコンタクトを取るのは自分自身なんですよね。
結局「自業自得」なんですよね。







ゴールデンウィークも終わり金欠の人も増えてきたのではないしょうか?

街金に勤めていたとき、正月明け、ゴールデンウィーク明け、盆明けが一番申込が多かったように思えます。
なおかつ、任意整理や自己破産も一番多かったように思えます。

彼らは借りるときは金貸しを「神様」返すときは「鬼」ですから仕方ないといえば仕方ないんですけどね。

借金が膨らんでくると「いかにして返済しないようにすればいいのか?」を考えるようになり本やネットでいろいろ調べたりする。
そういう暇があるのなら「いかにして借りないで計画的にお金を使う」ということを考えればいいのにね(笑)

闇金には「違法だから・・・」「元金以上返したから」と弁護士にお願いし、消費者金融には「過払い」などといって請求し始める。
結局、そこで成功してもすぐに借金を作り始める人がほとんどである。
お金のありがたさをわからない人はお金で苦労するなんて世の中うまいことできていますね。



最近2ちゃんねるや他の掲示板で「詐欺まがい」の事をしている人をよく見かける。

以下の書き込みがひとつの例です。

「闇金の支払いで困っている方、闇金口座をすぐ使えなくします。金を払わなくてすみます!依頼料金はメールにて(1000円単位、銀行、ゆうちょによって最高5000円の範囲内で引き受けます)●●@●●jpへ 」

いくら困っていてもこんな誘いに絶対に乗らないでください。
口座を凍結しても闇金は他にも口座は用意しています。
闇金被害に遭ったら素人には依頼せずに必ず弁護士か警察にお願いしてください。

この書き込みを信じて1万円を支払った人がいるそうですが、口座は凍結されていなかったと書き込みされていました。

他にも「借金を他の人に被せる」とかいろいろあくどい商売を考えている人が増えています。

「弱味につけ込む詐欺なんです」

絶対に連絡など取らないようにしてください。
「低利 無審査」に騙されて闇金からお金を借りたり振り込め詐欺に遭ったことあるならもうそんな甘い言葉には騙されないようにしましょう。







借りて返すの繰り返しばかりしていると金銭感覚が鈍ってくるみたいです。

例えば消費者金融へ毎月5万円返済している人は、もう2万円くらい増えても支払いは大丈夫だと思うらしいのです。
借金がない普通の人は「う~ん これを買ったら月2万の支払いか~ どうしようかな~」と悩みますが、債務者は「月2万円なら大丈夫」と即決するらしいのです。

この性格の違いが借入を上手に利用できるか、借金が増えるかの違いでしょうね。

飲みに行ってもこの性格の違いは出てくる。

お客さんではなく友人の話だが、彼は以前よくソープなど風俗に通っていた。そこで消費者金融の借金が増えたので自分の行動を歯止めして借金を減らしたのだが、楽になると今度はキャバクラへ通い始めた。

居酒屋で飲んだとき次どこ行こうかという話になったのだが彼は「キャバクラへ行こう」と言い始めた。
給料日前だからやめとこうという話をしたのだが彼は「1万円くらいで安いから行こう」としつこかった。

「安い」という言葉が出ることがおかしいと思いますよね。
それはソープに比べたら安いかもしれませんが普通に考えたら高いですよね。
彼は再び消費者金融の借金が増えました。

借金を減らすにはまず性格を変えなければいけませんね。

http://nayamiok.jakou.com/ 借金解決相談室
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